JR全線完乗した旅人が教える 超鉄道旅行法

〜コツコツと小さな幸せを積み上げよう

【JR全線完乗】日帰りローカル線の旅もいい

 こんにちは、てついちです。

 寒い日が続きますね。また新型コロナウイルスの感染者数が急増し、外出しづらい状況になってきましたね。

 それでなくても、冬の長期旅行はなかなか行きにくいという方もおられると思います。そういう時は、日帰りローカル線の旅もいいでしょう。
 今日は、1999年2月の話になりますが、日帰りで、童謡「赤とんぼ」が生まれたことで有名な兵庫県龍野市を訪れた際の記録をご紹介します。以下、当時の記録です。

 

 大阪から姫路までは、新快速で1時間。それから姫新線というローカル線に乗り継ぐ。いつ乗っても、ローカル線は素朴でいい。ゆっくりしてて、しかも地元に密着している。
 姫新線本竜野駅で降りる。寂しい駅前というのが、率直な感想だ。龍野観光の玄関であるが、店も数えるほどしかなく、辛うじて小さな観光案内所におみやげが置いてあるだけだ。しかし、私はそういうのどかさを求めてここまで来たのだった。

 駅から観光ガイドに沿って歩いていく。本場「揖保乃糸」やヒガシマル醤油の工場が印象的だ。

f:id:CKH2:20220115184256j:plain

そうめんで有名な揖保乃糸さん

 龍野橋を渡り、天然記念物の「片しぼ竹」のあるグリーンホテル梅玉で昼食をとる。龍野名物のそうめんと鮎の飴煮のセットを頼んだが、とてもGOODなお味で御満悦。やはり、旅に出たら郷土料理に限る。

 昼食後、三木露風の赤とんぼの歌碑を訪れる。歌碑の前に立つと、そこに赤とんぼのメロディーが流れてくる。凝った仕掛けだ。もともとメロディーが素晴らしいこともあり、それはものすごく感動的であった。

 続いて、童謡の小径へ。この小径はふるさと創生1億円で整備されたもので、小径沿いの歌碑の前に立つと童謡のメロディーが流れるようになっている。これが、なかなかおもしろい。「ちいさい秋みつけた」や「七つの子」など、誰もが口ずさめる童謡の数々を聴きながら散策できるとは、素敵な小径ではないか。

f:id:CKH2:20220115184349j:plain

童謡の小径

 その後、聚遠亭・龍野城とをのんびり楽しんだ。ただ、龍野観光の目玉のひとつである「うすくち醤油資料館」は、残念ながら改装中で見れなかった。

 播磨の小京都・龍野は、かつての城下町の面影を残しており、思った以上によかった。休日にふらっと散歩にでるには、もってこいの地かもしれない。

 今回の散策では、改めて「童謡の素晴らしさ」を感じさせられた。童謡は、そのきれいなメロディーもさることながら、歌詞もほんま心に沁みてくる。

 今まで、童謡というものを何気なく聴いていたが、歌詞をかみしめながら聴いてみると、童謡ってまさに日本の心そのものなのだと感じさせられる。あなたは、「七つの子」の歌詞を言うことができますか?
 よし、また龍野に行こう!

 

 以上、当時の記録からでした。

 乗りつぶしには、距離を稼ぐことが必要なのですが、このように、1日しか時間が取れないときは、日帰りでローカル線の旅もいいですよ。意外と思い出に残る旅になります。

 思わぬ地で、思わぬ魅力を発見するというのも、旅の醍醐味です。

 次回も、旅のヒントにしていただけるよう、別の旅をご紹介しますね。

【JR全線完乗】あけましておめでとうございます

f:id:CKH2:20211230115442j:plain

KKRホテル熱海で撮影した日の出
(朝は日の出、夜は月光を映す海がきれい)

 皆さん、新年あけましておめでとうございます!

 昨年10月にこのブログを開設してから、多くの方にご覧いただき、本当にありがとうございます。

 私にとって、昨年は、大変意義深い1年でした。約40年かけてJR全線を完乗することができたからです。完乗することは、小さい頃からの夢でしたが、漠然としかイメージができませんでした。それが、この3年ほどで具体的なイメージになり、達成するに至りました。自己紹介にも書きましたが、コツコツと小さな幸せを積み上げることの大切さを実感しました。

 仕事もプライベートも充実させることが大事。これからも、楽しく幸せな人生を過ごすため、皆さんと一緒に、ウェルビーイング(幸福で肉体的、精神的、社会的全てにおいて満たされた状態)をめざしていきたいと考えています。

 本年も、少しでも皆さんの参考になるような記事をお届けし、一緒に楽しく幸せな人生を送ることができたらと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!

【JR全線完乗】東日本大周遊(男鹿半島~安曇野)石焼料理の衝撃

 こんにちは、てついちです。今日も、JR全線完乗の参考にしていただくよう、20代の時に行った東日本鉄道旅行についてご紹介します。

 目的地は、秋田の男鹿半島、水戸、日光、長野、安曇野。地理的に全くバラバラです。これが、鉄道乗りつぶしの醍醐味でもあります。東日本大周遊といったところですね。

 日程は 1999年8月28日から9月2日までの5泊6日でした。

 以下は、当時の記録です。

 


 8月28日(土)

 夜8時17分発の青森行き寝台特急日本海3号」でこの旅は始まった。B寝台で眠っている間に距離を稼ぐ。

 


 8月29日(日)

 朝8時50分頃、秋田駅に到着。酒田付近の豪雨で、列車は10分ほど遅れた。今後の天気が心配になる。
マクドで朝食をとり、レンタカー(スターレット)で男鹿半島をめざす。信号も少なく、快適なドライブが続く。

 男鹿半島では、まず寒風山に行き、360度の展望を楽しむ。この山は芝生で覆われており、そこから望む八郎潟干拓地などは格別であった。
 昼前だったので、そこから入道崎をめざす。ここから天気も快晴になり、とても気持ちいい。ここでは男鹿半島名物「石焼料理」を賞味。焼いた石を鍋に放り込む豪快な料理だ。相席になった人は、この料理を食べにわざわざ遠くから来たらしい。それほど有名で、しかも美味なのだ。ここまで来たかいがあった。

f:id:CKH2:20211219115748j:plain

男鹿半島名物「石焼料理」

 食後、景勝地八望台に寄り、そして真山(しんざん)に行く。ここは男鹿半島の伝統行事である「なまはげ」の実演を見ることができる。なまはげとは、「ナモミを剥ぐ」という言葉からきている。ナモミとは、冬場ずっと暖炉にあたっているとつく火の痕のことで、怠け者を戒めるということだ。男鹿半島では、大晦日の晩になまはげが、各家庭に立ち寄り、戒め、新年を迎えるとのこと。実演を見たが、迫力満点で、子供が大泣きするわけがわかった。その隣にある博物館「なまはげ館」も必見。各村によってなまはげの姿は全て違い、数十体並ぶなまはげの姿は圧巻であった。

f:id:CKH2:20211219115825j:plain

男鹿の伝統行事「なまはげ

 なまはげの余韻を楽しみつつ、西海岸を通り、レンタカーを返却。快晴下での海沿いドライブは最高だった。おススメのコースだ。
 JR男鹿線で秋田に戻り、郷土料理きりたんぽなべ・とんぶり・じゅんさい・はたはた麹漬け・がっこ・かまくら造り・稲庭うどん・地酒高清水を賞味。その土地の味、郷土料理って旅の醍醐味だね。

 


 8月30日(月)

 秋田から奥羽本線北上線東北新幹線水郡線と乗り継ぎ、茨城県の袋田へ。

f:id:CKH2:20211219115840j:plain

日本三大瀑布「袋田の滝

 ここは日本三大瀑布のひとつ袋田の滝があるところ。バスの時間が終わっていたので、適当に皆で乗り合わせて約3キロ離れた滝まで向かった。この滝は高さ120メートル、幅73メートルの規模を誇り、流れは4段。さすがのものであった。ここでも名物「さしみコンニャク」を賞味。店の方のサービスで、拳大の一玉を店内で100円で食べさせてくれた。とってもおいしかった、ありがとう。

 帰りは駅まで歩き、再び水郡線常陸太田経由、今日の宿泊地水戸に出る。
 夕食は、もちろん納豆料理。納豆焼飯・納豆の唐揚・地酒一人娘を賞味。おみやげは、もちろん納豆せんべいと、銘菓水戸の梅

 


 8月31日(火)

 午前を水戸観光にあてる。
 千波湖のほとりを歩きつつ偕楽園へ向かう。途中に黄門様の銅像があり、水戸を感じる。日本三公園の偕楽園は、さすがのもの。梅が見事らしい。その後、第9代水戸藩徳川斉昭により創設された文武修養の場、弘道館を訪問し、歴史のお勉強。

 今日の宿泊地宇都宮へ向かう途中、日本三大稲荷の笠間稲荷へ。笠間駅前からレンタサイクルが便利だ。ここで昼食、門前そば。これも美味かったなあ。そば茶も最高。

f:id:CKH2:20211219115854j:plain

宇都宮餃子館

 烏山を経由して餃子の街、宇都宮へ。ここは餃子の消費量が日本一。餃子の専門店、みやげ屋も立ち並ぶ。ということで、今日の晩は餃子を賞味。具がしっかりしててグッド。地酒杉並木もグッド。気分よく眠りにつく。

 


 9月1日(水)

f:id:CKH2:20211219115916j:plain

日光東照宮

 今日は日光を見物。早朝の日光線で日光へ向かう。
 日光には、東照宮二荒山神社・林王寺のいわゆる2社1寺の壮麗な建築物が、樹齢数百年にもなる杉木立の中に静かにたたずむ。その建築物、自然美は見事であった。
 じっくりと参拝した後、市内からバスで中禅寺湖へ向かう。ここで、名物ゆば料理の昼食。
ロープウエイで展望台まで行き、中禅寺湖男体山・戦場ヶ原などの景観を楽しむ。それから、これも日本三瀑布の華厳の滝へ。高さ97メートルの高さから毎秒3トンの流れ落ちる水には、ほんま感動しました。迫力満点!
 感動に浸りつつ、東武線、両毛線長野新幹線を乗り継いで、今日の宿泊地長野へ。

 


 9月2日(木)

 朝6時に宿を出発。まず善光寺を参拝する。荘厳なお寺だ。本堂の内陣にあがり、お経を聞く。これも荘厳。もちろん、戒壇めぐりもした。早朝の参拝は気持ちいい。

f:id:CKH2:20211219115906j:plain

安曇野サイクリング

 朝食後、穂高をめざす。ここで安曇野サイクリング。素晴らしい田園風景の続くあづみのサイクリングは、超快適。大自然の中のサイクリングってほんま気持ちいい。最高だ。

 ここはわさびの生産量日本一の地。途中、大王わさび農場へ寄る。この農場は、この地方で最大規模を誇り、園内には見学路が設けられ、レストランなどもある。ここのレストランでわさびそばを味わう。自分でわさびをおろして食べる。円を書くようにおろすのがポイント。わさびせんべいや、わさびマヨネーズといったみやげも買う。
 そして、糸魚川へ出て、北陸線回りで帰阪。長旅も、好天の中無事終了。

 


 今回の旅は長旅で疲れたが、東日本の魅力を満喫することができた。その地方の伝統文化、景勝、そして味。どれも堪能することができた。お天気にも恵まれ、とても気持ちよかった。地方色ってほんとうにいいですね。そして、それを巡る旅もすごくいいですね。これだから旅はやめられません。

 

 以上、当時の記録からでした。

 乗りつぶしには、距離を稼ぐことが必要です。このように、秋田県から長野県まで、周遊しながら旅するのも、乗りつぶしの醍醐味です。残念ながら、今はほとんどなくなりましたが、夜行列車の活用も、寝ている間に移動できるため、よい方法です。

 長距離の移動は疲れますが、観光や美食を交えながら、楽しんでくださいね。私は、今も、石焼料理の衝撃を鮮明に覚えています。

 次回も、別の旅をご紹介しましょう。 

【JR全線完乗】大自然 北海道紀行

 こんにちは。今日も、JR全線完乗の参考にしていただくよう、20代の時に行った北海道鉄道旅行についてご紹介します。 

 それは、北海道の多くを乗りつぶすため、出かけた旅でした。もちろん、一人旅です。日程は 1998年8月30日 から 9月5日までの 6泊7日。

 北海道へは、過去2回行ったことがありましたが、まだ行っていないところも沢山ありましたし、一度、北海道の広大な自然の中を鉄道で走ってみたいという気持ちもあり、北海道フリーきっぷ(グリーン車用)を使って旅したものです。この切符は、北海道全線のグリーン車が7日間乗り放題で、価格も手ごろとあって、ものすごく利用価値が高いものでした。

 以下は、当時の記録です。

 


 8月30日(日)

 朝8時の関空発千歳行きJALでこの旅は始まった。北海道に着いて、早速、スーパーとかち2号で、新得に向かい、そこを経由して美瑛をめざした。
 グリーン車に乗ってまず驚いたのが、3列シート(飛行機のファーストクラス並みのシート)に、いきなりツインクルレディとやらが席まで来て、おしぼりとドリンクのサービスである。なんか、ものすごくリッチな気分を味わえる。雑誌・オーディオ設備ももちろん完備である。シートもものすごくラクだし、これだと長時間の移動も苦にならない。グリーン車用にして本当によかった。

 降りる駅が近づくと、これまたツインクルレディが席までやってきて、「お客様、次の駅でお降りですね。お忘れもののないようご用意ください。」と案内してくれる。しかも、駅に到着し、ドアが開いて降りるときに、「ありがとうございました。お気をつけて。」と見送ってくれる。ものすごいサービスだ。みなさん、北海道へ行かれる際は、グリーン車が断然おススメです。
 そんなこんなで、美瑛の話にうつると、これがまた非常に美しい。カルビーのポテトチップスのじゃがいももココで作っているらしい。ここは、体力に自信のある人はレンタサイクルがおススメだ。500円で借りれた。美瑛の丘の、いろんな畑が織りなすあざやかな色たちは、訪れる人をくぎ付けにする。ここを自転車で走るのは爽快そのものだ。ケンとメリーの木・セブンスターの木・マイルドセブンの丘など、みどころが連続する。
 その後、富良野でワイン寿司を食べ、旭川で銭湯に入り、寝台急行 利尻 で稚内に向かった。

 


 8月31日(月)

 実は私は、今回初めて寝台で寝たのだが(グリーン車用は寝台もOK!)、やはり座席の夜行よりもはるかによく眠れる。ユカタ付きでラクだし、照明も落ちる。
 稚内は、霧雨だった。大阪では霧雨なんてほとんどないのだが、北海道はよくあるみたいだ。

f:id:CKH2:20211211150633j:plain

日本最北端の駅 稚内

 稚内では、路線バスを利用し、ノシャップ岬、宗谷岬へ行った。宗谷岬では最北端の碑で記念撮影。最北端に来たことを実感する。

 その後、稚内公園に行ったが、そこではJRと郵便局の出店があり、最北グッズを売っていた。郵便局のほうは、利尻昆布や帆立のくんせいなどがついた葉書を売ってあり、全国へ配達してくれる。このサービスはとってもいい。私も家に利尻昆布の付いた葉書を送った。
 昼食は名物のタコしゃぶ。うすく切られたタコのしゃぶしゃぶはとても美味だった。
 午後は、サロベツ原野と豊富温泉へ。サロベツ原野は広大な原野の中につづく板の道を歩いていく。これぞ大自然。豊富温泉は、油が湯に浮いた温泉で、大変温まった。それから、札幌に戻り、寝台特急おおぞら13号で一路釧路へ。

 


 9月1日(火)


 釧路で快速に乗り継ぎ、根室へ行く。牛の姿がしばしばみられ、北海道を感じる。
 根室では、市内を散策、最東端の駅 東根室 で写真撮影。

f:id:CKH2:20211211150700j:plain

日本最東端の駅 東根室

 市内では、北方領土返還せよ、といった看板が見かけられた。
 それから、釧路に戻り、フィッシャマンズワーフで昼食。釧路は、市内観光のため、循環バスが走っていて、とても便利だ。しかも無料!これは利用しない手はない。
 午後は、釧網本線で知床をめざす。この路線は釧路湿原の中を行き、山越え、牧場のそばを通るなど、大変魅力的な路線であった。
 知床の宿泊基地ウトロで、民宿 酋長の家 に泊まる。民宿だから安いし、料理も知床の幸(ほっけ・カニ・鹿の陶板焼など)が満載、サービスも上々。おみやげで木彫りのものを買うと、名前その他をおかみさんが彫ってくれる。とても思い出になった。

 


 9月2日(水)

 天気がいまいちのため、知床観光船は欠航。酋長の家 でレンタバイク(原付)を借り、知床五湖と自然センターにツーリング。岩尾別から山になるが、そこを境にすごい霧雨。原付の私にはこたえた。しかも、すごく寒い。トレーナーの上に民宿で貸してくれたブルゾンを着てもまだ寒かった。
 知床五湖はヒグマが出ることで有名だが、雨で道がとてもぬかるんでいたので、二湖で引き返す。しかし、ヒグマは時速4,50キロで走るというから恐ろしい。原付で逃げてもやられてしまう。自然センター近くの乙女の滝に行く途中でエゾシカにも会えて御満悦。

f:id:CKH2:20211211150737j:plain

知床五湖

 午後は、網走に出て、またレンタサイクルを借りて博物館網走監獄へ。法学部出身の私にはとても見ごたえがあった。同時に刑務所生活の厳しさも知った。その昔、網走は東京から鉄道を乗り継いで3,4泊くらいかかったらしい。それほどの僻地だったのである。網走監獄は島流し同然なのだ。
 夕食は繁華街に出て、オホーツク丼を賞味。刺身がご飯をうめつくすように乗っていて、これまた御満悦。

 


 9月3日(木)

 朝一番のオホーツク2号のグリーン車で出発。途中、留萌、増毛、夕張を経由して苫小牧へ。今日は鉄道の旅を思う存分楽しんだ。

 


 9月4日(金)

 今日はまず日高本線で様似へ。この路線は北海道の路線の中で、いちばん気に入った。ずっと馬牧場の中を行くため、これまた北海道を満喫できる。しかも、海沿いを進むため、まるで海辺を歩いているような錯覚に陥る。
 夜は、札幌に出て、夜景で有名な藻岩山にのぼった。函館の夜景が有名だが、藻岩山の夜景はスケールがちがう。今まで見た夜景の中でもっともきれいで、素晴らしい夜景であった。

 夜景のあとは、ラーメン横丁へ。あのビーチボーイズ反町隆史が来たという 来々軒 でみそラーメンを賞味。

 


 9月5日(土)

 札沼線石狩当別を経て小樽へ。小樽は3回目だ。相変わらず素敵な運河だった。4回目、5回目と訪れたいものだ。その後、函館本線長万部へ出て、室蘭に寄って千歳空港へ。
 たくさんの思い出を胸に今回の北海道旅行も幕を閉じたのであった。

 


 北海道は何回行っても飽きないのはなぜだろう。そこには本州、とりわけ大都会にはない 大自然があるからであろう。北海道を訪れると気持ちまでもが大きくなるような気がする。北海道には何もないようで、とてもほかの場所では得られないものがある。だからこそ、人は何度もこの大地を訪れるのだろう。
 よし、また北海道に行こう!

 

 以上、当時の記録からでした。

 旅には、コスパも大切です。フリー切符があるエリアでは、ぜひフリー切符を上手活用しましょう。

 また、長時間乗車は、大変疲れます。降りた後、しばらく体が揺れるほどです。(ホントです(笑)。)無理せず、多少の追加料金が払える方は、無理せず、グリーン車の活用も考えてみましょう。せっかくの楽しい旅なのに、体調を崩すと台無しですからね。

 次回も、別の旅をご紹介しましょう。 

【JR全線完乗】海の幸満載 三陸紀行

 今日は、私が、社会人になりたての20代半ばの頃に行った鉄道旅行について、紹介します。1997年夏の話になりますが、鉄道乗りつぶしの旅の参考にしていただければ幸いです。

 それは、友人に仙台を案内してもらうのと、彼と三陸の海の幸を求めにいくため、東北を旅したものです。6泊7日でした。

 旅費を抑えるため、東北ワイド周遊券というフリーきっぷを買い、この切符の魅力を最大限発揮できるような行程を組んで旅立ちました。

 以下は、当時の記録です。 

f:id:CKH2:20211204184607j:plain

車窓から見る三陸の海 リアス式海岸

1日目

 大阪駅23時26分発の 新潟行き夜行急行きたぐに で、まず新潟へ。そう、ワイド周遊券は、東北エリアへの往復に、急行列車へ無料で乗れるのだ。おトクな切符である。しかし、座席の夜行は、案外寝づらい。体力のある方にしかおススメしない。

 

 2日目

 新潟駅でモーニングを食べた後、特急いなほ1号と快速べにばな2号を乗り継いで、米沢へ。山形新幹線を乗りつぶすため、いったん福島へ。そこで わらべ弁当 を食べ、再び山形新幹線かみのやま温泉に降り立つ。ここで上山城を見学。天守閣からの展望は大変よく、のどかな中にも何ともいえぬ爽快感が感じられた。そこで、名物「玉こんにゃく」とやらを賞味。100円也。

 その後、山形へ向かい、しばし市内見物。霞城公園を散策。散策後、さくらんぼで有名な左沢に寄り、仙山線で仙台へ。そこで懐かしき友人と落ち合う。

 夕食は、寿司。もちろん回転ずしではない。店の名は、小判ずし。4200円でおまかせコースをお願いした。しかし、これが美味い。美味すぎる!地元の港でとれたネタのオンパレード。塩釜でとれたトロのトロけるような食感は未だ忘れられない。他の魚もすべてGOODだった。これで4200円とは、大阪では考えられない。
 とっても満足した後、彼の家で夜を明かす。

 

3日目

 仙台市内観光。やはり北国、大変涼しい。また、杜の都仙台は、せせこましくなく、街なみに「ゆとり」を感じる。素敵な街だ。美しい並木が続く青葉通り、伊達藩62万石の青葉城跡、仙台市立博物館。思わず 青葉城恋歌 を口ずさみたくなった。
 今日も彼の家で一泊。

 

 4日目

 より一層の海の幸を求めて、日本一の漁港都市気仙沼に向かう。早速魚市場に寄ったが、床一面に並べられた大きな魚の列は圧巻だった。

f:id:CKH2:20211204184404j:plain

気仙沼 海の市

 昼食は、海の市の 豪華うに丼。もちろん、ご当地の 本生うに を使用。やはり、とれたての生うには、そんじょそこらで売っているうにとは、全然違う。口の中に広まるうにの豊かな風味、とろけるおいしさ。ほんまここまで来たかいがあったと感じる。
これも満足感に満たされた後、仙台に戻り、おみやげ買い。仙台名物 ささかま,萩の月,伊達牛タン などを買う。
 もう一泊、彼の家にお世話になる。

 

5日目

 友人との別れを惜しみつつ、石巻・女川・盛・釜石と三陸沿岸を北に向かう。列車からもリアス式海岸ってのがよく分かる。とてもきれいだ。

f:id:CKH2:20211204184514j:plain

三陸鉄道

 宮古で一泊。素泊まりの安い宿なので、夕食は、外で 名物どんこ焼とほやの刺し身を賞味する。ほやの刺し身は、ちょっぴりクセがあり、好き嫌いが分かれるかもしれない。

 

 6日目

 宮古駅6時35分発の列車で岩泉線を目指す。岩泉線は、1日に3本しか列車がないほどのローカル線だ。この列車を逃すと、な、なんと次は8時間半後にならないとない!えらい路線だ。
 岩泉からバスを乗り継いで、日本3大鍾乳洞で天然記念物でもある龍泉洞へ行く。水のなんときれいなこと!数メートル先の水底もくっきりと見えた。まさに神秘の世界だった。

f:id:CKH2:20211204184542j:plain

龍泉洞

 それから久慈へ出て、しばらく散策し、三沢へ。ここに驚くべき温泉があった。そう、駅前の小牧温泉だ。入場料1000円で、1日楽しめるような広さである。温泉はもちろん、飲食やアミューズメント、資料館、立派な庭園まである。また、大浴場は、扉を開けると、いきなり 奥入瀬(おいらせ)の滝といって、湯が流れてくるなだらか坂を上っていくようになっている。いやぁ、凝ってるよ。入浴し、さっぱりしたら、夕食を食べ、いよいよ帰途につく。
 夜行急行八甲田で上野に向かう。

 

7日目

 東京駅から新幹線で大阪へ。この旅も無事幕を閉じた。いやぁ、大阪は暑い!

 今回の旅では、海の幸のあまりの美味さに大変心をうたれた。やっぱり「本場の味」は、本場でしか味わえないのだと痛感した。仙台で食べた寿司にしても、気仙沼の生うににしても、最高だった。みなさん、三陸に行かれる際には、ぜひそこでしか味わえないような海の幸を存分に楽しんでください。きっと、何よりの思い出になることでしょう。

 

 以上、恥ずかしながら、当時の記録を紹介しました。

 旅の記録を残すと、後で振り返ることができていいですよ!

 次回も、別の旅を紹介してみたいと思います。

【JR全線完乗】40代でJR全線完乗

 私は、40代後半で JR全線を完乗しました。

 40代半ばまでは、3人の息子たちの子育てが大変で、なかなか旅に出ることが叶いませんでした。それが、息子たちが少しずつ大きくなり、あまり一緒に遊ぶ必要もなくなり、少しですが旅に出る時間ができました。

 主に土日や三連休を使って、遠方に出かけることができるようになりました。遠方の場合は、鉄道で行くと時間が足りないので、往復LCCなど飛行機を利用することで、現地での時間を確保しました。

 そして、富山県城端線の終点である城端駅で、JR全線を完乗しました。

f:id:CKH2:20211127100057j:plain

完乗時の記念撮影で使用した手作りのボード(実際はA4サイズで日付と駅名入り)

 毎年少しずつ旅しながら積み重ね、約40年かけての完乗。息子からは、ただのアホやんと言われる始末。

 城端駅の窓口のおじさんがとても親切で、写真を何枚も撮ってくれました。完乗に驚かれ、城端駅を選んでくれたのがとても嬉しかった様子。転車台も案内してくれました。城端駅では、レンタサイクルを借り、駆け巡りました。山々の近くなので、とても空気がおいしく、景色も最高でした。帰りがけに、また駅のおじさんから、「次の目標は?亅と聞かれたので、「しばらくゆっくりしますわ。2周めはようしませんわ。」と答えました(笑)。

 こうしてJR を完乗した際には、小さい頃から日本全国をふらりと旅しながら、約40年かけてコツコツと積み重ねてきた乗りつぶしの様々な思い出が、一気に蘇ってきました。乗りつぶして本当によかったと思った瞬間でした。

 なお、これからJR全線完乗をめざされる方は、体力のあるうちに実践されることをお勧めします。50代、60代になるにつれ、体力的に辛くなってくると思います。何歳からでも遅くはないのですが、できれば体力のあるうちに行動しましょう。

 次回は、これまでの鉄道旅行の体験談について、お話ししたいと思います。

【JR全線完乗】30代に乗りつぶしは意外と難しい

 30代は、意外と鉄道乗りつぶしには難しい時期です。

 皆さんのライフスタイルは様々ですので、一概には言えませんが、もし、あなたが結婚し、お子さんが誕生し、子育てがあるなら、この時期は、なかなか身動きが取れなくなります。

 お子さんがいなくても、配偶者に気を配る必要があります。一人で勝手な行動を取ることに、配偶者が理解してくれるかどうか、難しいところです。私の場合、30代は、なかなか単独での旅は行けませんでした。

 まずは、家族との時間を最優先にしていただきたいと思います。そのうち、配偶者も子どもも、なかなか遊んでくれなくなります。それから鉄道に時間を割いても、遅くはありません。家族も趣味も大切に、これが私のモットーです。

 この時期に鉄道を乗りつぶすなら、近郊路線の乗りつぶしに挑戦してみてはいかがでしょうか。中でも、東京近郊ですと、鶴見線。この路線は入り組んでいて、運行本数も少ないため、乗りつぶしが難しいことで有名です。また、大阪近郊ですと、和田岬線も運行本数が少ないため、なかなか乗りづらい路線です。

 旅に出るのが難しい時期は、このような近郊路線に乗るとよいでしょう。 

f:id:CKH2:20211121123015j:plain

鶴見線 海芝浦駅