JR全線完乗した旅人が教える 超鉄道旅行法

〜コツコツと小さな幸せを積み上げよう

【JR全線完乗】海の幸満載 三陸紀行

 今日は、私が、社会人になりたての20代半ばの頃に行った鉄道旅行について、紹介します。1997年夏の話になりますが、鉄道乗りつぶしの旅の参考にしていただければ幸いです。

 それは、友人に仙台を案内してもらうのと、彼と三陸の海の幸を求めにいくため、東北を旅したものです。6泊7日でした。

 旅費を抑えるため、東北ワイド周遊券というフリーきっぷを買い、この切符の魅力を最大限発揮できるような行程を組んで旅立ちました。

 以下は、当時の記録です。 

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車窓から見る三陸の海 リアス式海岸

1日目

 大阪駅23時26分発の 新潟行き夜行急行きたぐに で、まず新潟へ。そう、ワイド周遊券は、東北エリアへの往復に、急行列車へ無料で乗れるのだ。おトクな切符である。しかし、座席の夜行は、案外寝づらい。体力のある方にしかおススメしない。

 

 2日目

 新潟駅でモーニングを食べた後、特急いなほ1号と快速べにばな2号を乗り継いで、米沢へ。山形新幹線を乗りつぶすため、いったん福島へ。そこで わらべ弁当 を食べ、再び山形新幹線かみのやま温泉に降り立つ。ここで上山城を見学。天守閣からの展望は大変よく、のどかな中にも何ともいえぬ爽快感が感じられた。そこで、名物「玉こんにゃく」とやらを賞味。100円也。

 その後、山形へ向かい、しばし市内見物。霞城公園を散策。散策後、さくらんぼで有名な左沢に寄り、仙山線で仙台へ。そこで懐かしき友人と落ち合う。

 夕食は、寿司。もちろん回転ずしではない。店の名は、小判ずし。4200円でおまかせコースをお願いした。しかし、これが美味い。美味すぎる!地元の港でとれたネタのオンパレード。塩釜でとれたトロのトロけるような食感は未だ忘れられない。他の魚もすべてGOODだった。これで4200円とは、大阪では考えられない。
 とっても満足した後、彼の家で夜を明かす。

 

3日目

 仙台市内観光。やはり北国、大変涼しい。また、杜の都仙台は、せせこましくなく、街なみに「ゆとり」を感じる。素敵な街だ。美しい並木が続く青葉通り、伊達藩62万石の青葉城跡、仙台市立博物館。思わず 青葉城恋歌 を口ずさみたくなった。
 今日も彼の家で一泊。

 

 4日目

 より一層の海の幸を求めて、日本一の漁港都市気仙沼に向かう。早速魚市場に寄ったが、床一面に並べられた大きな魚の列は圧巻だった。

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気仙沼 海の市

 昼食は、海の市の 豪華うに丼。もちろん、ご当地の 本生うに を使用。やはり、とれたての生うには、そんじょそこらで売っているうにとは、全然違う。口の中に広まるうにの豊かな風味、とろけるおいしさ。ほんまここまで来たかいがあったと感じる。
これも満足感に満たされた後、仙台に戻り、おみやげ買い。仙台名物 ささかま,萩の月,伊達牛タン などを買う。
 もう一泊、彼の家にお世話になる。

 

5日目

 友人との別れを惜しみつつ、石巻・女川・盛・釜石と三陸沿岸を北に向かう。列車からもリアス式海岸ってのがよく分かる。とてもきれいだ。

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三陸鉄道

 宮古で一泊。素泊まりの安い宿なので、夕食は、外で 名物どんこ焼とほやの刺し身を賞味する。ほやの刺し身は、ちょっぴりクセがあり、好き嫌いが分かれるかもしれない。

 

 6日目

 宮古駅6時35分発の列車で岩泉線を目指す。岩泉線は、1日に3本しか列車がないほどのローカル線だ。この列車を逃すと、な、なんと次は8時間半後にならないとない!えらい路線だ。
 岩泉からバスを乗り継いで、日本3大鍾乳洞で天然記念物でもある龍泉洞へ行く。水のなんときれいなこと!数メートル先の水底もくっきりと見えた。まさに神秘の世界だった。

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龍泉洞

 それから久慈へ出て、しばらく散策し、三沢へ。ここに驚くべき温泉があった。そう、駅前の小牧温泉だ。入場料1000円で、1日楽しめるような広さである。温泉はもちろん、飲食やアミューズメント、資料館、立派な庭園まである。また、大浴場は、扉を開けると、いきなり 奥入瀬(おいらせ)の滝といって、湯が流れてくるなだらか坂を上っていくようになっている。いやぁ、凝ってるよ。入浴し、さっぱりしたら、夕食を食べ、いよいよ帰途につく。
 夜行急行八甲田で上野に向かう。

 

7日目

 東京駅から新幹線で大阪へ。この旅も無事幕を閉じた。いやぁ、大阪は暑い!

 今回の旅では、海の幸のあまりの美味さに大変心をうたれた。やっぱり「本場の味」は、本場でしか味わえないのだと痛感した。仙台で食べた寿司にしても、気仙沼の生うににしても、最高だった。みなさん、三陸に行かれる際には、ぜひそこでしか味わえないような海の幸を存分に楽しんでください。きっと、何よりの思い出になることでしょう。

 

 以上、恥ずかしながら、当時の記録を紹介しました。

 旅の記録を残すと、後で振り返ることができていいですよ!

 次回も、別の旅を紹介してみたいと思います。